PHPerKaigi 2023でコンテナ系マネージドサービスについて発表しました
こんにちは、ナカエです。
先月3/23〜25日に東京練馬で開催されたPHP界隈でも最大級のカンファレンス、PHPerKaigi 2023 に参加しました。
オンライン+現地会場のハイブリッド開催だったので、3/25の登壇の日に合わせて現地のココネリホールへ。
トークは事前収録していたので当日は録画を流すのを見ているだけでも良いかと思っていたのですが、直近で発表内容に関わるAWS App Runnerの変更があったこともありその場でトークしてきました。
登壇: 面倒なのは嫌なのでコンテナのマネージドサービスの極振りしたいと思います。
https://speakerdeck.com/n1215/phperkaigi2023-container-managed-service
コンテナベースのPaaS(Heroku、Render、Fly.io、App Runner、 Cloud Runなど)およびそれらの実戦投入時に併用するであろうDBやキューなど周辺のマネージドサービスの選択肢について広く浅く紹介した内容です。
久しぶりの現地トークによる緊張と例によって長大な資料のため早口でしたが、時間内には終わらせることができたのでホッとしています。
「Cloud Runはいいぞ」おじさん業を無事にこなしました。
発表後の質疑応答やAsk The Speakerでも色々情報交換できて有意義でした。PHPのコンテナ利用はどんどん広がっていってほしいので、その一助になれば幸いですね。
その他印象に残った点
day0(3/23) トーク: 清家さんのAWS App Runnerのお話
トークはあまり現地で見ていなかったのですが、自分の発表内容に関連のある清家さん(@seike460)のセッションはオンラインでチェックしていました。
事前収録後のカンファレンス開催目前でApp RunnerのPHPマネージドランタイムに大きな変更があった中、話を綺麗に再構成していて流石だなという感想です。
day1(3/24) 飲み会
登壇前日の24日に東京入りしたので、飲み会に途中参加させていただきました。 オフラインでは数年ぶりに合う方々が多く懐かしい気持ちになったと同時に、カンファレンス常連の方に連れられた若手が多かった印象があり、次代の新しい風も感じることができました。
池袋はなかなかにぎやかな街ですね。
day2(3/25) アンカンファレンス: 郡山さんと土屋さんの情報アーキテクチャ(IA)のお話
#phperkaigi 15:55から @bengo4_creators の @TSUCHIYA_Naoki さんと一緒に「IA駆動開発」と題したアンカファンレンストークを行います。続いてDevelopers Update (2)のトークも行います。
— Akihito Koriyama (@koriym) March 25, 2023
アンカンファレンスでは郡山さん(@koriym)と土屋さん(@TSUCHIYA_Naoki )の情報アーキテクチャの話が盛り上がっており、トラックDのスポンサーブースから溢れるほどの聴衆を集めていました。
アプリケーションで利用する語彙とその構造を定義する ALPS に加え、 ASD という可視化ツールを使うことで、具体的な画面案を作らずともチーム内の非技術者まで巻き込んでアプリケーションの状態遷移についての議論が可能になるというものでした。 普段、画面の話からビュー駆動で始めがちなので非常に参考になりました。
day2(3/25) アンカンファレンス: 清家さんのマネージドサービスについてのお話
こちら トラックDでやらせてもらいます!#phperkaigi #d https://t.co/T84qKqR0FQ
— せいけしろー (@seike460) March 25, 2023
清家さんに誘ってもらってPHPとマネージドサービス全般についてのアンカンファレンスをご一緒させていただきました。
非同期処理の実現パターンやその補足について話した他、発表で触れられなかったAzureやAWS Copilotの話も聞けてためになりました。
カンファレンスの廊下
昼ごはんを食べに行ったりセッションルーム外で雑談したり、セッションの聴講以外でも突発的に技術の話ができるのがやはりオフラインのイベントの醍醐味です。
Twitterで「Cloud Runはいいぞ」おじさん仲間をしているやまとさん(@yamato_sorariku)を始め、普段Twitterで絡んでいる方々と話すのも一つ目的としていたので無事に達成してきました。
新しい仕掛けの数々
年々自らハードルを上げていっているように見えるPHPerKaigiですが、色々な仕掛けがありました。
●名札
今回配布された名札はNFCに対応しており、スマートフォンで情報を読み取ったり、各部屋の入り口におかれた装置にタッチすることで「\ぺちぱー!/」という効果音を鳴らしつつ部屋の出入りをカウントする仕組みがありました。
なかなか慣れずに登壇中に笑ってしまいましたが。
●ペンライト
LTの聴衆のためにペンライトが用意されており、LT発表者の推し色で応援するという試みがありました。 アイドルのライブ 海外のカンファレンスのような印象でした。
まとめ
懇親会の途中で後ろ髪を引かれながら引き上げましたがまだまだ喋り足りず、久方ぶりに存分に”カンファレンスの廊下”を味わえたイベントとなりました。 今後のオフラインイベントも積極的に参加したいという気持ちが強まっています。
運営の皆様、ありがとうございます&お疲れさまでした。
PHPerKaigiは今年も最高でした!